【お困り事】虫駆除は貸主or借主負担?

2020年11月02日

皆さん、こんにちは

店長の藤井です。

 

最近は涼しくなって蚊もいなくなり、ぐっすりと眠れるようになりました。

これから、虫も少なくなりますが、来年の温かくなる前に事前にできることもあります。

 

賃貸での虫被害について、負担と対策を考えてみたいと思います。👍

虫には何種がいますが、まず当社へ一番連絡が多い虫は「白アリ」もしくは「羽アリ」です。

 

私の経験上、温かくなる5月から梅雨明けにお客様から連絡を頂くことが多いです。

その時点では、木材や床下に大量に発生していて、専門の業者対応が必要となります。

 

その時に、「白アリ駆除は貸主と借主のどちらの負担になりますか?」と言われます。

 

負担については基本的に「貸主負担」となります。

 

その理由として、貸主には賃貸住宅の住民が快適に暮らすことのできる家を提供するという役目があるからです。

しかし、水漏れなどを放置して、白アリ被害が発生する環境をつくってしまうと借主負担となる場合がありますので注意。

 

■対策を考えてみます

 ・まずは、貸主もしくは、管理会社へすぐに連絡をする。

 ・白アリを近づけない環境をつくる。※水回りの床に気をつける。

 ・風通しを良くする。

 ・建物基礎の通気口に物を置かない。

 ・24時間換気を設置

 ・床下に木材を置かない。

 ・虫よけの防虫剤を事前に設置する。

 

※ちなみに、白アリはゴキブリの仲間だそうです。😲

 

続いて、虫の連絡で多いのが「ゴキブリ」ですが、

まとめて、「ダニ、キクイムシ、蚊、ハエ、クモ、ハチなど」があります。

 

これらの駆除についての負担は基本的に「借主負担」になることが多いです。

 

その理由として、借主は建物専用分及び共用部分の維持管理をする義務「善管注意義務」というのがあるからです。

 

■自分でできる対策を考えます。

 ・部屋をこまめに掃除をして清潔を保つ。

 ・ゴミ出しをこまめにして溜めないようにする。

 ・虫よけスプレーや防虫剤で対応する。

 ・アロマスプレーやハーブを育てる。

 ・排水口の隙間をなくす。

 ・通気口などに網を張って外部からの侵入を防ぐ。

 ・水がたまる場所をなくす。

 

などと、色々と自分でもできる対応もありますが、手に負えない、負担も分からない場合もあります。

その時には、当社へ相談してみて下さーい。

 

それでは、また。

 

 

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